レーザ微細加工という技術

レーザ微細加工という技術について

レーザ微細加工で作られたものの価値

2015年7月21日 | コメントは受け付けていません。

レーザ微細加工で作られたものの価値

一昔前に、大きいことはいい事だという言葉が流行ったことがありましたが、今は小さければ小さいほどいいと言われる時代に入っています。

携帯電話も数十年で大きな変化を遂げましたよね。

毎年のようにより薄くて軽い新しい携帯電話が販売されます。

数年前の携帯電話と比べてみると、よくこんなに重いものを文句も言わず持ち歩いていたなと思うほどです。

このように、とにかく今は小さいものを造る技術に長けています。

他にも小さいものの利点としては、例えば従来と同じ大きさの製品を造ったとしても、その製品の中につめこむ部品を小さく加工する事ができるので、従来より多くの部品を詰め込める事ができるイコール高機能化を実現する事が出来るのです。

材料を小さく加工する技術の一つにレーザ微細加工がありますが、レーザ微細加工の技術も年々高機能化に成功しており、熱影響域が小さくなったことで材料の変形を最小限に抑えることができ、様々な形に加工する事が可能となっているのです。

微細の定義とは何なのか

レーザ微細加工の技術が医療でも取り入れられています。

医療が進歩していることに伴って、より小さい穴で薬物を体に送ることを求められる時代になっています。

そこで注目されているのがレーザ微細加工の技術なのです。

小さい穴をあける技術があるのは、レーザ微細加工だけではなく、他にも円形の穴をつくることができるメカニカルドリリングという方法や、薄い材料の穴あけによく利用されているパンチング方法などがあります。

しかし、医療には適していないデメリットが存在するため、一番医療に向いているレーザによる穴あけ方法が注目されているのです。

ところで、微細の定義とは何なのでしょう。

私は直径1mmくらいであれば微細と呼ばれる範囲ではないかと思ったのですが、髪の毛の直径ほどでも微細とは呼べないようです。

髪の毛の直径が50~100μmに対して20μm未満の穴の事を微細と呼ぶそうです。

レーザ加工技術によって1μmの穴あけが可能なのですが、医療に利用するには課題もまだあるようです。